電気工事士の一種と二種の違い|より必要性があるのはどっち?

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こんにちは。リベルタ(liberta0101)です。

このページでは第一種電気工事士と第二種電気工事士の違いを説明しています。

この記事は、これから電気工事士の資格を取ってみようか考えている人におすすめの記事です。

最後まで読めば電気工事士になった時の未来の自分が想像できますよ。

結論を言えば必要性があるのは第一種電気工事士です。

しかし、第一種電気工事士の免状を取得するには実務経験が必要です。

まずは第二種電気工事士を取得し、実務経験を積むことをお勧めします。

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必要性があるのは第一種電気工事士!
でも、まずは第二種!

電気工事士の仕事に興味をもったら「電気工事士はやめとけ」を完全論破!業界20年のプロが理由と対策をもとに本音でアドバイスの記事がおすすめです。

電気工事士の実態を覗き見ることができますよ。

目次

資格の種類:第一種電気工事士と第二種電気工事士

第一種電気工事士の業務範囲

第一種電気工事士の業務範囲は下記の通りです。

  • 自家用電気工作物(最大電力500Kw未満)の需要設備の電気工事
  • 一般用電気工作物の電気工事

条件を満たせば、最大電力500Kw未満の自家用電気工作物の主任技術者になることもできます。

一般電気工作物の電気工事とは、第二種電気工事士の業務範囲のことをいいます。

主任技術者になる条件は下記の通りです。
  • 勤務している事業場であること。
  • 産業保安監督部長の許可を得ること

第二種電気工事士の業務範囲

第二種電気工事士の業務範囲は、一般用電気工作物の電気工事になります。

第一種と第二種を簡単に比較するとこちらの図になります。

第二種電気工事士
第一種電気工事士
  • 交流で600V以下の低い電圧を取り扱うことができる
  • 住宅やビルなどの仕事が多い
  • 資格をとることで電気系の仕事につくことができる
  • 交流で600Vを超える高い電圧を取り扱うことができる
  • 工場や変電設備の仕事もできる
  • 昇給や一流へのステップになる

自家用電気工作物には500KWを超えるものもありますが、電気工事士法の対象外で、電気主任技術者のもとで電気工事士以外の人が工事をしても違法にはなりません。

電気主任技術者の責任範囲になるので、電気主任技術者の指揮指導のもと作業をしているという認識ですね。

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第二種は電気の仕事への登竜門で、第一種は更なるステップアップのイメージ!

より必要性があるのは第一種電気工事士

一種は持っているだけで価値がある

第一種電気工事士は資格を持っているだけで価値があります。
実際に仕事をしていると、仕事はできても免許を持っていない人がいます。昔はそれでも良かったかもしれませんが、今の時代は通用しません。
目に見える形で自分をアピールできるのは大きな武器になります。

未経験者がチャレンジするなら第二種電気工事士

完全未経験者が電気工事士になるのなら、まずは第二種電気工事士の取得を目指してください。
第一種電気工事士は、試験に合格しても実務経験がないと免除をもらうことができません。
第二種電気工事士は、完全未経験からでも十分に合格ができる試験です。

一種と二種の同時受験も可能

第二種電気工事士と第一種電気工事士を一年のうちに同時に受験することも可能です。

第一種電気工事士は試験に試験に合格しておくと、実務経験をつみ次第すぐに申請することができるので、第一種電気工事士の最短ルートを歩くことができます。

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早めにすぐに取っちゃうのがおすすめ!

求人数の違い:第二種電気工事士でも幅広いニーズがある

求人数を比較してみました。

今回は未経験者の求人を多く取り扱っているdodaで比較しています。

第一種電気工事士は135件の求人がヒットしました。

第二種電気工事士では228件がヒットしました。

主な仕事内容は下記になります。

  • 通信インフラ、ネットワークシステム関連業務
  • 設備メンテナンス
  • 発電所、変電所の電気工事
  • 電気通信工事スタッフ
  • サービスエンジニア、ビル管理
  • 火災報知器やセキュリティシステムの施工管理
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未経験者歓迎の仕事もあるんやで。

dodaでの検索結果は2021年5月5日のものになります。

待遇面の違い:会社によって昇給や手当ての差はある

求人を見ていても、第二種電気工事士では資格手当がつかない場合もありますし、第一種電気工事士で10,000円程度の資格手当がつくことがありますので、手当は会社によってまちまちというのが現実です。

会社によっては昇進の条件として第一種電気工事士の取得をあげているところもありますので、手当がつかなくても早めに取得しておくことをお勧めします。

その他の電気工事士の種類

認定電気工事士

最大電力500KW未満の自家用電気工作物の需要設備のうち、600V以下の作業をすることができます。

認定電気工事士になるためには、電気技術者試験センターの指定の講習を受講し産業保安監督部に申請することで、認定証を交付してもらうことができます。

ただ、実際は第一種電気工事士を持っていれば認定電気工事士は不要になりますので、第二種電気工事士取得後、早めに第一種電気工事士を合格しておくことが大切になります。

特殊電気工事資格者

ネオン工事や非常用予備発電工事をするための資格です。

第二種電気工事士の免状と電気技術者試験センターが行う認定講習を受講することで認定証が交付されます。

特殊電気工事資格者の資格は、電気工事士とあわせて持っていないと基本的には作業ができません。

ネオン工事や非常用予備発電工事を施工する会社に勤めている場合は、講習を受講しましょう。

特種電気工事資格者は、更新がないので一度取っておけば安心です。

特種電気工事資格者認定証の交付を受けるには認定講習の受講と5年以上の実務経験が必要になります。

まとめ:必要性があるのは一種、でも二種から取得するのがおすすめ

一種と二種の違いと必要性のまとめ
  • 一種の方が必要性はあるけど実務経験が必要
  • 未経験者は二種から取得
  • 二種でも幅広いニーズがある
まずは二種から!

必要性で言えば第一種電気工事士ですが、求人票からもわかるように第二種電気工事士でも幅広いニーズがあります。

まずは第二種電気工事士の免許をとって、実務経験を積んでいきましょう。

今回は以上になります。電気工事の世界にはいるきっかけになれば幸いです。

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