チャタるとはどんな意味?要点だけをパパっと解説

本サイトにはプロモーションを含みます。

チャタるって言葉を耳にしたけど、どんな意味なの?

リベルタ

「チャタる」とは、スイッチがONとOFFを繰り返すことです。

“チャタリング”を起こしている現象を、ひと言で表現して”チャタる”と言っています。

この記事では、チャタる意味の他にも具体例や対策の要点を書いています。

ほんの少し知っているだけで、仕事の話が早かったり間違いをなくすことができます。

知らない人にちょびっとだけドヤれるかもしれませんよ。

  • 「チャタる」とは、スイッチがONとOFFを繰り返すこと
  • マウスがチャタるときは掃除をする
  • 現場でのチャタりやすい事例

それでは、ひとつずつ解説をしていきます。

電気工事に興味がでたら、こちらの『第二種電気工事士は独学でも合格可能?3ステップをブログで解説』の記事もご覧ください。

目次

チャタるとはチャタリングをおこすこと

スイッチが1回ONになったと思ったら、すぐにOFFになって、またONになった

チャタリングとは、スイッチが入ったり切れたりを連続して繰り返すことです。

これは、

  • 電気の回路を間違えている
  • スイッチの接点不良
  • 製品の故障

こんな場合に起こることがあります。

身の回りのものでも”チャタリング”の言葉が使われています。

例えば

  • マウス
  • キーボード
  • ゲームのコントローラー
  • センサ全般

どれも身近なものですよね!

イメージは夜の道を歩いていたら、防犯灯がパカパカとフラッシュを浴びたようになるのと同じです。

要するに”何度も同じ反応を繰り返すこと”をチャタリングを起こすと言います。

リベルタ

これ、純粋にめっちゃ迷惑!

この”チャタリング”を起こす現象を、通称”チャタる”と呼んでいます。

センサだけでなくマウスもチャタることがある

チャタるって私には関係あるの?

チャタリングをおこす(通称チャタる)のはセンサだけでなく、マウスも同じです。

マウスがチャタると、

  • ドラックができない
  • クリックがダブルクリックになる

これではイライラが募るばかりです。

マウスでドラックやクリックができないと困る~

原因を教えて?

マウスがチャタリングを起こす原因は、

  1. 電池が切れている
  2. マウスの故障
  3. ほこりや静電気がたまっている

主にこの3つです。

リベルタ

電池を変えたり、家にあるエアーダスターでマウスの電池の周りを吹いてみよう。

それでもマウスがチャタったらどうすればいいの?

接点を復活させるスプレーを試しても良いですが、一回使っただけでスプレーの置き場所にも困るので、自分でいじってみたい人にしかおすすめはできません。

どちらにしてもお金を払うなら、新しいマウスを購入することをおすすめします。

マウスを変えてみると、今までがウソのようにササッと操作性が良くなりますよ!

リベルタ

ロジクールのM705mのマウスはコンパクトで持ち運びにも家で使うにも、めっちゃ便利!

自分でマウスをいじってみたい方は、こちらの接点復活剤をお試しください。

【電気工事の現場】センサのチャタる事例

身近なマウスとは別の場所で、実はチャタリングを起こしやすい事例を紹介します。

僕は数十箇所での浄水場や下水処理場の水処理設備での作業経験があり、多くのセンサをみてきましたよ。

リベルタ

電気工事の現場でのことをお話するね

  • 浄水場とは?
    ⇒飲み水にして、みなさんのご家庭に水を届ける施設
  • 下水処理場とは?
    ⇒みなさんがトイレでジャーッと流して”どんぶら~こ”して集まってきたやつを浄化して河とか海に放流する施設

水位を測る2つの方法

電気工事では、

水槽の水の量(水位)

を測るのには主に2つの方法があります。

1つは、

フロートといわれる”浮き”をスイッチに使ったもの

もうひとつは

電極棒というステンレスの棒を使います。

電極棒は、2つの棒が水で繋がった(電位)ときに、スイッチが入るようになっています。

フロート(浮き)がない”フロートレススイッチ”の代名詞として使用されるのが電極です。

2つの方法の特徴はこちらになります。

フロートスイッチ
フロートレススイッチ
(電極)
  • 施工が楽(作業費が安い)
  • 昔から使用されている
  • 汚れに特に弱い
  • 導電性の液体に使用できる
リベルタ

正常に動作をするためには、どちらも定期的な掃除が必要なんだよ。

オムロンの電極棒だけだとチャタる

フロートなしスイッチってどんなところで使われているの?

主に水槽の水位を測るのに使われています。

ただ、場合によっては水槽の中に”水の流れ”があることがあります。

それでどうなるの?

水の流れがあると、水面が揺れて電極のスイッチ(接点)が入ったり切れたりするため、チャタリングを起こすことがあります。

ですので、防波管という塩ビのパイプを取り付けて”水の流れの影響”を最小限にするのがおすすめです。

ちなみに、水位(水の量)を制御するのに使われるのが、下記のセットです。

  • フロートなしスイッチ
  • 電極棒

フロート(浮き)がない場合は、下記のスイッチ(61F)と電極棒を組み合わせて使用します。

画像出典:オムロンのフロートなしスイッチ

このフロートなしスイッチは

  • コンパクト
  • 動作表示がひと目でわかる
  • メンテナンスが用意

上記のような特徴があり、安価で水位の制御に使われています。

リベルタ

僕は4つの電機メーカーで仕事をしてきたけど、どのメーカーもオムロンの61Fを使っているよ

電気の仕事をしているなら、フロートレススイッチ(61F)は知っておきたいですね。

まとめ:「チャタる」の意味を知っておこう

工場や水処理施設のプラントで工事をする人や制御盤を作る人は”リレー”と呼ばれる接点がON/OFFする電気品を目にする機会が多くあります。

そのため、少し経験があればチャタリングを起こす(チャタる)意味はわかります。

しかし、

  • 住宅をメインに仕事をしている
  • ビルの内線工事の仕事をしている

このような電気工事士は知らない人も多くいるのも事実です。

リベルタ

業界用語をひとつ知っているだけで、一気に話しが早くなるのも事実。

昔から電気工事の仕事をしている人は、その人や勤務している会社の中でしか通用しない通称名で呼ぶ人が多くいます。

しかし、材料を頼んだり、現象を説明したいときに、相手に勘違いをさせてはいけませんよね。

実際僕は、相手が一番わかりやすい言葉で伝えるのが最も良いと考えています。

ぜひ参考にしてくださいね!

電気工事に興味を持った方は、こちらの記事もおすすめです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次