こんにちは。リベルタ(@liberta0101)です。
前回は「40歳なのにわからないことだらけ?転職先での恥ずかしい失敗談」を書きました。
が、実はまだあります。失敗談。
僕は悪いものは一気にはきだしたいタイプなので、もう今年の膿を出し切ってしまいたいと思います。
※パスワードが多すぎてわすれた。
最近はどこの会社でも機密情報の管理は徹底している。数種類のパスワードを使わなければならないし、数ヶ月経てばそのパスワードも変更しなければならない。
出張先でのこと。
僕は10時からの打ち合わせなのに8時には近くのカフェにいた。少しでも効率よく仕事をするために始発に乗って移動していたのだ。
「よーし!!やるぞー!!」とパソコンを起動したが、なんど打ち込んでも一向にすすまない。
「おかしい。。。昨日の夜は大丈夫だったのに」僕は思った。
「なにかのトラップか???」とも考え、取り急ぎ会社に電話をすることに。
「もしもし、パスワードいれても起動しないんですけどー??」僕はパソコン担当に言った。
「なんかの間違いでしょ。入れたら立ち上がるよ」とそっけない返事。
「いやだからね。立ち上がらないから電話してんのよ。僕ね、始発で移動してきてはやく仕事やらないといけないんですよ!!」パソコン担当のそっけない態度に、なぜかいきなりキレ気味の僕。
「いや、そ~言われてもね。解除するって言ってもすぐにはできないよ。そっちの上司にも話通してくれないと。」出た!!大企業人間のいいわけ。上司を通せだとさ。。
「てやんでー。バカヤロー」と今度は心のなかで毒づきながら、
「へーへーわかりやしたよ。話を通せばいいんでしょ」とパソコン担当をバカにしながらスマホを切った。
せっかくカフェにきたのにコーヒーが冷めてしまう。僕はなんのけなしにコーヒーを飲み、行き交う人を見た。
場所が駅に隣接したカフェだったこともあり、人々は足早に通り過ぎていく。
「パソコンは立ち上がらなくても、都会の雑踏に溺れずに済んだんだ。それでいいじゃないか」僕は自分をなぐさめた。
ギャンブルにハマる人は総じて「いいことだけ」をピックアップするのが上手だ。パチンコに負けたおじさんが「このパチンコ屋の駐車場は俺が収めたカネでつくられたんだ」とドヤ顔をしているところをみると、僕は他人に投資する前に自分に投資したらどうだ?と、いつも思っていた。今はそんなおじさんのポジティブさが欲しいとさえ思えた。
コーヒーを口にはこび、ほほえましい気持ちになった僕はパソコンをとじた。
あきらめた僕は、コーヒーをお替りし、店員さんにモーニングセットを注文して今日の打ち合わせ資料に目を通す。
「今日の打ち合わせの資料は必要部数プリントアウトしてきている。大丈夫」
モーニングがテーブルに届いたところで資料をバッグにしまい、パンを半分ほど食べたところでふと気がついたことがあった。
「もしかして、、、さっきのパスワード間違ってたかも????」完全にヤッチマッタ。
僕に必要だったのは、会社のパソコン担当にキレることでもなく、なぜかバカにしながら電話を切ることでもなかった。
ただ
「始発に乗ってきてお腹がすいてたんだ」
僕は急いで食べかけのモーニングをテーブルの脇によせてパソコンを立ち上げた。
「さっきまで打っていたのは昨日までのパスワード。
定期的に変更する必要があって昨日の帰りに変更して帰ったんだ」
僕はもう一度会社に電話をかけてパソコン担当に詫びを入れた。
※参考
みなさんの会社ではどのくらいセキュリティが厳しいでしょうか?パソコンのパスワードは、いくついれると仕事にとりかかれますか?
働き方改革で省力化が求められると同時に、パスワードが増えていく。これって矛盾してますよね?そう考えると、基本的なパソコンスキルを向上させていくことは社会人にとって大事なことなんだと思います。
今の上場企業にはパソコン講習をしてくれる会社もあれば、社員のモチベーションをあげる施策を考えてくれる会社もあります。
会社で総務部や社内の企画をされている方は一度社員にアンケートをとってみても良いかもしれませんね。
いかがでしたか?最後に2つの会社を紹介しましたが、今後はこうした目に見えないスキルも売れる時代なんですね。時代の流れに抗ってはいけません。たいしたことをしていなくても「時流にのる」ことができれば大きな枠の中で成功を収めることができます。
僕自身もパソコンやセキュリティという時代の波にすこしでも乗ることができればいいなと思います。
今回は以上になります。少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。