仕事でもDIYでも役に立つ資格の決定版｜第2種電気工事士は難易度が低くておすすめ！

こんにちは。電気工事士歴20年以上のリベルタ(@liberta0101)です。

誰でも名前くらいは聞いたことがある資格が「第2種電気工事士」。
100V、200Vといった住宅の電気工事や、600V以下であれば工場の配線、電線管工事ができる資格になります。

第2種電気工事士は誰でも受験できて、就職、転職はもちろん、DIYや自己啓発にも使える万能な資格です。

些細な資格取得の第一歩が、生活の安定をもたらしてくれる。

第2種電気工事士には、将来性がある資格ですよ。

受験資格と試験の予定

平成29年までは年に1回しか受験できなかったのですが、平成30年からは一人で1年に2回（上期と下期）の受験ができるようになりました。

上期で不合格でも下期ですぐに取り戻しで合格も可能なんです。

1年に2回受験できるのは、受験する側にとって大きなアドバンテージですね。

第二種電気工事士がおすすめ3つの理由

その1：難易度が低い

試験実施機関の電気技術者試験センターの調べでは、合格率が下記のようになります。

学科、技能ともに合格率が60％を超えているので難易度は低い分類です。

第二種電気工事士の試験は、受験者をふるい落とすための試験ではなく、電気工事士として安全に施工をするための試験です。

だから、合格率が高いんです。

その2：就職、転職にも有利

第二種電気工事士は基本的な資格です。

基本的な資格すらもっていない人は就職や転職で他の人よりも優位に立つことはできません。

資格をもっていない人は採用する側も働いてもらうイメージが持てないのです。

資格が仕事をするわけではありませんが、資格をもっていないとスタートラインに立つこともできないのです。

その3：DIYにも使える

自宅でのDIYや自分が持っている不動産の電気工事。

自分で施工できたらかっこいいですよね。

電気工事士には技能試験もあるので、しっかりと自分のものにして施工ができるようになります。

合格後も更新のための講習や再試験がないので、気軽に取ることができます。

第二種電気工事士のよくある質問

Q：試験勉強の期間はどのくらいですか？

合格だけなら3ヶ月あれば合格できますが、せっかくなので自分の知識にしていただきたいです。

自分のものにするには6ヶ月見込めば良いですよ。

Q：定年後の仕事にも役に立ちますか？

定年後の仕事にも役にたちます。

例えば、定年後にビルメンテナンスの会社で働くもいますね。

まずは第二種電気工事士を取得し、その後2級ボイラー技士等を取るとより有利になります。

ビルメンテナンスの方が体力的に楽なので、定年後は電気工事の仕事よりも、ビルメンテナンスを選ぶ人もいます。

ただ、お金を優先するのであれば電気工事の仕事を選んだ方が良いですよ。

Q：おすすめの勉強方法はありますか？

完全に未経験ならユーキャンの通信講座がおすすめです。

ひとりで何を勉強したら良いかわからないと、モチベーションが低下するためです。

ある程度、ご自分で勉強してきていて現役で他の資格も取得されているなら独学でもOKです。

不景気に強いので人気！受験者数も年々上昇

下記は平成元年度から令和2年度までの第二種電気工事士試験の受験者数の推移です。

令和2年度はコロナの影響で年2回の試験が1回しか行われなかったのであまり参考になりません。

上記のグラフは（財）電気技術者試験センターのデータを引用しています。

だんだんと底上げされていて、右肩上がりなのがわかりますよね。

最近の一番おおきな不景気といえばリーマンショック。

リーマンショックは平成20年度ですから、不景気になってから第二種電気工事士を取ろうとしてる人が多かったのが伺えます。

不景気にも需要があったからこそ、「資格をとって手に職をつけたい」という人が受験したんですね。

地味に人気がある資格。それが第二種電気工事士です。

まとめ：就職から定年後の仕事やDIYまでお任せの資格

第二種電気工事は汎用性が高くて自分のキャリアップに使える資格です。

資格をとってから自分の目的にあった使い方をするのもいいですよ。

資格は自己啓発を他の人にも見える化してくれます。

1つの資格でその後の人生が変わることもあるので、積極的に資格をとることをおすすめします。

下記の記事では、おすすめの通信講座を紹介しています。ぜひご覧ください。

資格は大切だとわかっていても、資格の勉強となると数ヶ月が必要です。

実際に仕事で使わない方が資格を取るのは、手間も時間もかかって大変。

休日を楽しむ方法は自己啓発やDIYだけではありませんよ。僕は休日に動画やマンガをみてゆったりと過ごしています。