転職は自由恋愛だ!!
そう語るのは、2016年から建設業に特化した転職エージェントとして活躍するRSGの山越さん。
とはいえ、企業としても既存の社員が「自由恋愛」を理由に退職されても手痛いところ・・・・・・
最近では、建設業のブラックな働き方に退職代行を活用する社員が目立ちます。
この記事では、現役のキャリアアドバイザーが人材不足になげく企業にむけて人材確保のメッセージを送っています。
人事担当の方はもちろん、転職先を探している方にとっても興味深い内容になっていますので、読めば’勝ち組’の一員に一歩近づけますよ。
キャリアアドバイザーの山越さんが気になった人はRSGのインタビュー記事をご覧ください。
RSGの転職の評判は別の記事で紹介をしています。


建設業は残業100時間があたりまえ?ブラックからホワイトにゲームチェンジするたった一つの方法


建設業って残業100時間・・・・・・
令和の時代に昭和の考え方で残業のパワープレイってもうガラパゴス・・・・・・
実際僕は、自分でも5社以上を経験し、20社以上の下請け業者さんと取引をしてきました。
- 夜勤のあとにそのまま日勤
- どんな作業をするかわからずにいきなり徹夜
- 30連勤
このような会社がどうやって人材を確保できるのでしょうか?
それは・・・・・・



今いる社員の不満をきいてください
実にシンプルです。
新しい社員を雇っても現状が変わらなければ長く勤めてもらうことはできません。
「そうはいっても社員のいうことをすべて聞き入れるわけにはいかない。経営はそんな単純じゃないよ」
そう思うのなら



せめて意見をきいて、いい意見は取り入れる。
採用できない場合は、納得ができるように説明をする。
これが大切。
僕も経験してきましたが、経営のことは社員に話しができない。そう思っている会社は社員を兵隊くらいにしか考えていないのでは?と感じてしまいます。
キャリアアドバイザー歴が10年以上、しかも2,016年から建設業の会社を数多くみてきたRSGの山越さんの言葉。
「社員の不満を聞いてください」
これ、めちゃくちゃ大切なので覚えてくださいね。
【仕事はマッチング】ブラック企業を見抜くポイント


企業の人事担当者様へ
良いマッチングをされれば、求職者が惰性で勤めたあとに「やっぱり思っていた会社と違う」といって退職することがないので、ムダに教育をする必要がなくります。
キャリアアドバイザーは企業と求職者をマッチングするのが仕事です。
しかしどうでしょう?



せっかく年収が高くて高身長で土地をもってて不労所得で毎月1億はいってくる素敵な人だと思って紹介してもらったのに・・・・・・
付き合ってみたら、オレオレ系で上から目線のヒモだったわ。残念すぎる~
こんなミスマッチがある現実をご存じでしょうか?
求人票をみて話をしても、人事担当者が「建設業ではこのくらいはあたりまえ」という感性のもと、平気でボーナスの支給額を良くみせたり、残業時間に手心を加えている会社はありませんか?
それ、建設業であってもなくてもNGです。
RSG山越さんはいいます。



実際に会社から離れた現場に移動する場合の手当や残業時間を企業にヒアリングしています。
また、すでに転職を決めてお勤めの方にフォローアップを兼ねて、求人との差異がないかチェックしています。
なるほどですね。
しかし問題があります。



それって私たち個人がやろうと思ってもできなし・・・・・・
もう泣き寝入りして、転職会社ガチャするしかないってこと?
そうです。僕たち一般の求職者には企業を相手にヒアリングをする力がありません。
ましてや、転職活動は誰もが不慣れなもの。企業を相手に尻込みしてしまうケースも多々あるでしょう。



だから私たち転職エージェントがいるのです。
個人では聞けないこと。企業も同じことがいえます。
求職者に対して聞きにくいことや断りにくいことは転職エージェントを活用してください。
お互いが付き合って良かったと思えるマッチングを目指しています!
企業にとっても求職者にとってもWin-Winになるマッチング。
それが RSG Construction Agent」に依頼をするメリットなんですね。
ハローワーク?求人サイト?人材が欲しいと思ったらどうすれば良いか


企業の人事担当者が採用を考えた場合、ハローワークがよいのか求人サイトがよいのか迷うところです。
僕の以前勤めていた会社では、無料という理由だけでひたすらハローワークに釣りの求人票を連発するという暴挙にでていました。
一応フォローしておくと、現役社員からのタレコミで釣りすぎている文言(ボーナス○ヶ月とか年間休日○日)は、その後訂正されました。



実際どういう基準で求人をどこにだせばいいのかな?
簡単ではありますが、掲載の目安はこちらになります。
- ハローワーク:なるべく費用をかけたくない
- 求人サイト:ネームバリューがあったり業界水準と比べて好条件で求人を掲載できる
- 転職エージェント:採用された成果報酬で費用をかけたい
ハローワークに求人をだしすぎている企業は、求職者から見ると「いつも求人を出しているから、きっとブラック企業なんだ」と思われがちです。
さらに、ハローワークの職員さんは業界に精通しているわけでもないので、魅力的な企業であっても求職者に正確に情報が伝わるかは不明。
転職エージェントは求職者が企業に採用されて報酬が発生します。
費用が成果報酬なだけでなく、求職者の経歴や得意分野などもエージェントに聞けばわかるので、条件にマッチしやすい人材が確保しやすいといえます。


企業の人事担当者様!
ぜひ人材の確保に転職エージェントを活用してください。
転職エージェントの活用が増えて更にサービスが充実すれば、求職者の登録や利用ももっと活発になりますよ。
求職者にも朗報!
ハローワークに気になる企業があれば転職エージェントに企業名を話して相談すると良いです。
個人よりも圧倒的に情報量がありますので、ズバッとご希望の企業ではなくても業界の地合いや求人内容の傾向はつかんでくれますよ。
まとめ:ホワイトになれば人材は集まり、ムダな経費はなくなる


今回は「RSG Construction Agent」のキャリアアドバイザーの山越さんとの対談をもとに、企業の人事担当者向けにまとめました。
人材が集まらないのには理由があります。
自分たちだけでは「このくらいはあたりまえ」と思っていても、令和時代では十分ブラック・・・・・・なんてもことも。
- ホワイトな企業になれば人材があつまる。
- 人材があつまれば社員の残業時間が減る。
- 残業規制にも気を配る必要がなくなる。
- 結果として経費のムダ遣いがなくなる
このような好循環が貴社をお待ちしています。
ぜひ、「まずは社員の不満に耳を傾ける」ところからはじめてくださいね。
求職者の方へ。
令和時代に仁義を振りかざし「退職させてくれるか不安」という方には退職代行の選択肢がおすすめです。
僕は前職を退職するときに4ヶ月に渡り、引き止め工作に合い、時間をムダにしたと後悔しています。
一人でも後悔する人が減りますように。

